1/22 横山 央明 (東京大地球惑星) 地球関連学会合同大会 幕張 太陽フレアと宇宙天気 共同研究: 簑島敬・三谷夏子・能登谷瞬(東京大地球惑星)・ 草野完也(地球シミュレータセンター)・真栄城朝 弘(広島大)・桜井隆(国立天文台)・山本哲也・ (東京大天文)・増田智・佐藤淳( STE 研)・柴田 一成(京都大)
2/27 フレアの磁気リコネクションモデル Carmichael (1964); Sturrock (1966); Hirayama (1974); Kopp & Pneuman (1976) ( Tsuneta et al ) ( Masuda et al ) ( Ohyama&Shibata 1996 )
3/27 SOHO/EIT リコネクション流入流の観測 Yokoyama et al. (2000) Yohkoh/SXT
4/22 フレアのシミュレーション Yokoyama & Shibata (2005)
5/22 計算からもとめた ディファレンシャル = エミッション = メジャ 時間
6/27 フレアの研究課題 – 「宇宙天気」という観点か ら いつ、どこでリコネクションがトリガされるか CME をともなうのか どのぐらいの量のエネルギーが解放されるか 粒子加速がどの程度おこるのか 最終的にはどの程度の影響が地球に及ぶのか
7/27 フレアの研究課題 – 「宇宙天気」という観点か ら いつ、どこでリコネクションがトリガされるか CME をともなうのか どのぐらいの量のエネルギーが解放されるか 粒子加速がどの程度おこるのか 最終的にはどの程度の影響が地球に及ぶのか
8/22 Kusano et al. (2004)
9/22 Maeshiro (2005)
10/22 Maeshiro(2005) p)p)
11 / 32 プラズマ放出フレアの浮上磁場によ るトリガ Chen & Shibata (2000)
12 / 23 フィラメント放出と浮上磁場 Feynman & Martin, 1995 – 近傍 EFR との 相関 – リコネクショ ンし易さとの 相関 Lin, J., Forbes, Isenberg, 2001 – フィラメント 平衡喪失の条 件は複雑 Jing, J. et al. 2004
13/27 フレアの研究課題 – 「宇宙天気」という観点か ら いつ、どこでリコネクションがトリガされるか CME をともなうのか どのぐらいの量のエネルギーが解放されるか 粒子加速がどの程度おこるのか 最終的にはどの程度の影響が地球に及ぶのか
14/22 フレアの規模と磁場の関係を調べた論文 Sammis, Tang, Zirin (2000) δ型δ型 β型β型 黒点群面積 GOES 最大 X 線強度
15/22 フレア最大光度と磁場パラメータ 最大光度は、フレアカーネルで平均化した磁場パラ メータと良い相関を見せる。 左図;フレアカーネルの面積、右図;視線方向磁場 強度。 Bz 2 (T 2 ) フレアカーネルの面積 (山本ほか 2005 )
16/27 フレアの研究課題 – 「宇宙天気」という観点か ら いつ、どこでリコネクションがトリガされるか CME をともなうのか否か どのぐらいの量のエネルギーが解放されるか 粒子加速がどの程度おこるのか 最終的にはどの程度の影響が地球に及ぶのか
17/27 フレアの硬 X 線放射 ( Masuda et al )
18/27 RHESSI 硬 X 線・ガンマ線画像 Lin et al Hurford et al. 2003
19/27 非熱的電子のパラメータ: Electron lower energy cutoff (E c ) 非熱的電子の数が最も多くな るエネルギー(これより高エ ネルギーでべき乗分布) 非熱的電子の総数、総エネル ギーなどを決定し、加速機構 についての情報をも与えうる 重要なパラメータ
20 単位時間当たりの非熱的電子総 数とフレア直前のプラズマ密度 dN/dt [sec -1 ] n pre [cm -3 ] 相関係数 = (Minoshima 2005)
21 低エネルギーカットオフ 対 硬 X 線源間 距離 E c [keV] d [700 km] 相関係数 =0.8 (Minoshima 2005)
22/27 フレアの研究課題 – 「宇宙天気」という観点か ら いつ、どこでリコネクションがトリガされるか どのぐらいの量のエネルギーが解放されるか CME をともなうのか否か 粒子加速がどの程度おこるのか 最終的にはどの程度の影響が地球に及ぶのか